「小さい子供を抱えての結婚は難しい」と言われますが、これから先の時代は子供を抱えた結婚が多くなっていくでしょう。
今回はシングルマザーやシングルファーザーの再婚について、お話していこうと思います。

シングルの方が再婚を成功させるためのお相手の選び方

離婚の原因には皆さんそれぞれの理由があると思います。ですが、皆さん等しく幸せになる権利はあるのです。

シングルマザー・シングルファーザーの人たちが、幸せに再婚するにはコツがあります。

重要なのは、お相手の選び方です。以下に着目しましょう。

  • お互いが離婚の経験者であること
  • 子供を育てる価値観が似ている人
  • 自分だけの気持ちを優先させるのではなく、子供との相性も時間をかけてみること
  • 再婚相手を探すことにゆとりを持って考えられること

シングルマザーであってもシングルファーザーであっても、大切なことは同一です。

シングルの会員さんの婚活エピソード

お互い子供がいる場合は子供同士の相性だったり、考えなければいけないことが沢山あります。

何年か前に幼稚園の男の子を抱えたお父様が再婚を考えたいと入会しました。とても感じの良いスマートな男性で、職業も堅いところにお勤めの方です。

友達が母親に甘えている姿に「ママが欲しい」と、自分にはおばあちゃんしかいないことに寂しさを感じたのでしょうか?お父様の婚活にはお子さんも積極的になってくれ、交際が始まると相手のお子さんと一緒にデートに参加していました。

お互い同じような年齢の男の子でしたが、結果としてはお相手のお子さんが精神的に不安になり、泣く泣く交際終了になります。

その後お父様の婚活も、息子の意見を聞くたび難しく思う様になり最終的に退会してしまいました。大人二人が好きになっても、子供同士の心の葛藤の大変さを知ることとなったのです。

お父様も離婚した経験から、お母様の顔も知らない息子が不憫で仕方がなかったようです。ただ、慌てずにゆっくりお互いの子育ての価値観が似ている人と出会えることが本当に大切なのではないでしょうか?

シングルの結婚は考えることが多い

離婚経験のあるシングルの方同士、お互い離婚した理由を知りたがる傾向があります。同じことを繰り返さないように、自分がバツイチ子持ちであることをマイナスに考えないで、離婚したことをプラスに考えるためです。

相手を責める会話をせず自分の悪かったことを考え、これからのお相手探しにプラスにしていく明るさを持つ。幸せになる権利は誰にもあるのです。

交際になった場合、将来の事を本音で話し聞くこと。子供の教育費はどうなるか、貯金は大丈夫か、住む家はどうするのか、二人が仕事をできる距離、また子供の教育など…。

そして再婚相手に子供が懐いているか、また相手と子供の関係のについて様子をみること。

だけど3歳以上になるとなかなかなじめないことが多いです。優しいお母さんがほしい、一緒に遊んくれるお父さんがほしいというのが小さい子供の本音ですが、男性がなかなか血のつながらない子供の愛し方が分からないことが多くあります。

ただ、決して結婚が難しいわけではありません。気になるお相手のプロフィールに子供がいても大丈夫と書いていれば、積極的にお見合いをすることです。「子供がいても大丈夫」というのは、どんな条件よりもありがたいことなのです。

そういった点では、アプリや紹介で相手を見つけるよりも結婚相談所で見つける方が確実です。

子供は 「日本の宝」 。シングルの方の婚活を応援します

先日親しくしている仲人さんから、「子供が欲しい」という男性会員さんが、年齢が10歳ぐらい離れた小さいお子さんのいる女性と結婚したと聞きました。さらに最近、新たにお子さんが生まれたとの嬉しい便りがあったとのこと。

私たちに仲人にとって、とてもうれしいご報告です。

卒業していった会員さんたちから「子供が生まれました」と報告を受けるたびに「泣いても笑っても、必ず強く抱きしめてね」と言います。とても嬉しい報告です。

これから日本を背負う子供は「日本の宝」ではないでしょうか。

それなのに、小さい子供が親からの虐待を受けて命を落としてしまうなんて凄惨なニュースが流れることも…。その度に私たち仲人は心を痛めています。

周りの私たちが温かい目で、子供とその環境を見守る優しさを持ちましよう。

そのなかで私たち仲人は、シングルマザー・シングルファザーの方たちが良い出会いをして幸せになり、楽しい明るい家族が作れるように頑張りたいと思います。

シングルマザー・シングルファザーで結婚にお悩みの方は、ぜひすみれ会へ1度ご相談下さい。