男女ともに未婚率が上昇している昨今、内閣府が結婚と家族についての調査報告を通年まとめております。

6月に発表された「令和4年版 男女共同参画白書」を基に、色々と考えてみましょう。

出典:令和4年版 男女共同参画白書|内閣府

30歳時点の未婚割合は男性は50.4%、女性40.5%(令和2年)

結婚しないことが選択肢の一つとして選びやすくなった今。

未婚率が上がっている上がっているとよく聞くものの、実際に数値としてみると驚いてしまうものです。

未婚率が40年間、男女ともに上昇し続けている背景には女性の社会進出はもちろん、「どんな人でも平等に生活しやすくなった社会」が関係していると思います。

以前は結婚をしていないと、周りの人からお節介を焼かれたり、近所の人から噂をされたりなどがありました。今はそんなことありませんよね。

またそれだけでなく、一人でも生活しやすい制度やサブスクサービスが増えたことで、「結婚しないとコレができない」といったことが少なくなっています。

「誰しも暮らしやすい社会」というのは素晴らしいですが、こういった部分にも影響を及ぼしているのだと感じています。

共働き世帯の増加・専業主婦の減少

内閣府の調査資料によると、雇用者の共働き世帯が増加傾向にある一方で、男性雇用者と無業の妻から成る世帯は減少傾向にあるとのことです。

上述した通り女性も働きやすくなった今の時代、「仕事が嫌で家庭に入りたい」「職場で自分くらいの年齢の女性がいないから辞めたい」といったことが少なくなり、そのまま働き続ける人が増えたのでしょう。

古くからあった良くない雇用形態もどんどん無くなっており、産休や育休も取りやすくなりましたからね。

もしくは男性の高所得者割合が減少しており、共同の家計でないと生活できないという面の影響も少なからずあるかもしれません…

女性の単独世帯は約3倍。結婚したくないのか、それとも…

最後に、20歳以上の女性の単独世帯は3.1倍に増加しているそうです。

こちらの数値が女性の働きやすさ・生活しやすさによるポジティブなものなのか。

はたまた、便利なものが増えすぎたり忙しくなりすぎたりしたことで、結婚したくてもできないというネガティブなものなのかはわかりません。

しかし、結婚をするなら早いに越したことはないのです。

もしも結婚をしたいならば、時代に流されず貴重な時間を大切にして、結婚に向けて動き出してみてください。

何をしていいかわからないなら、お気軽にご相談くださいませ。

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