コロナウイルスでの新しい生活様式に合わせて、婚活においても「ZOOM」などのコミュニケーションツールを使う事が当たり前になりつつあります。
仲人さん達もオンラインお見合いを積極的に利用し、少しづつ慣れてきた時、「リアルにお見合いできる日まで休会します」と、会員さんから突然メールが来ました。
オンラインお見合いでは、普通のお見合いとは勝手が違うことが多くあり、人によっては対応できていないのです。
オンラインでこそ求められる雑談力
何を話して良いか分からず、いつも同じ事を話してしまって…
40分という時間が長く、相手の顔しか見れなくて疲れました…
対面のお見合いてあれば「今日は良いお天気ですね」とか、「とても感じの良いホテルですね」とか、同じ場所にいることでできる話が多くあります。
ですがWebのお見合いではそういった話ができず、会話に詰まった時どうして良いか分からなくなります。
同じ空間にいないことで負担が減るかと思いきや、トークのハードルは高くなっているのです。
お相手自身の話を掘り下げて広げる雑談力が、オンラインのお見合いでは求められます。
相槌や返事を行うタイミング…Webお見合いゆえの空気感を読む力
相手が話している時、「確かにそうですね」などと相づちを打つこと。
対面ならスムーズにできるのに、オンラインお見合いではお互い反応しづらく、うなずくタイミングがズレると話が中断してしまうこともあります。
仲人仲間と「黙ってうなずく」ということを試してみましたが、これも最善策とはいえません。
そのように、オンラインではお相手の現在進行形の状況が掴みにくいため、ついつい余計なことは喋らずに寡黙になってしまいがちです。
かといって無反応で言葉も少ないと、親睦も深めづらいですし、嫌われていると勘違いをされてしまうこともあります。
オンラインお見合いの状況下でも、お相手に対する反応を怠らないよう、空気感を読むようにしましょう。
会うのが一番だが、会話をするだけでも変わる
先日、久しぶりに仲人仲間とお食事をしました。
もちろん三密にならないよう開いた空間で、お互いマスクをして適切な距離を保ちました。
そこで再確認出来たのが、「やはりリアルに会うことは楽しい」ことと、「人と会話することとその空気感は癒しになる」ということ。
何気ない会話でも、「そうですね」とお互いが頷きあうだけで嬉しくなったり感動したりします。
私自身、仲間との久しぶりの集まりで元気をもらって、「会員さんの成婚に向けて頑張ろう!」と頑張れるのです。
オンラインお見合いは確かに大変なことでもありますが、人と話す機会があるというのは、機会が無いことに比べると恵まれていることなのでしょう。
足並みを揃えて一緒に婚活を進めましょう
もちろん、冒頭に話した悩みを抱えている方に、頭ごなしに否定なんてしません。
一人ひとり歩幅は違って、上がる足の高さは違います。ゴールまでの時間やつまづく段差は、その人ごとに異なるのです。
皆さん一人ひとりと足並みを揃えて、一緒に歩くのが私たち仲人の役割です。
婚活にお悩みの方は、お気軽にご相談くださいね。
■お電話でもお気軽にお問い合わせください;仲人直通TEL : 090-8746-6690 伊集院淑子