仲人をしていると、恋愛について多種多様なご相談を受けます。
「人によってこんなことが気になるのね」と、しみじみ勉強をしていますが、そのなかでもとくに印象的だった質問が…
プロポーズで指輪を渡すとき、どっちの足を前に出せばいいですか?
まさかの質問だったのですが、たしかにプロポーズは一生に何度も無い大切な機会。
失敗したくなくて、色々なことが気になってしまうのは当然ですね。
今回は、プロポーズで大切な3つのことをご紹介します。
ポイント1. 固定概念にとらわれない
冒頭で紹介したように、プロポーズといえば相手に向かって膝をついて指輪の箱をパカッと開ける…という認識をしている方が多くいます。
それ以外でも、人それぞれ「プロポーズといえば…」といったイメージを持っているのではないでしょうか。
もちろん、それらはそれらで素敵なプロポーズでもあることに間違いないのですが、その固定概念にとらわれてしまうのはもったいないです。
慣習はあくまで慣習で、プロポーズは全ての方が各々の理想を追求して自由におこなうもの。
格式ばったプロポーズをしても、自分や相手が消化不良ではきっと後悔につながります。
ぜひご自身の色を出して、どんなプロポーズがいいか考えてみてくださいね。
ポイント2. 相手の理想も考えてみる
プロポーズは「する側」はもちろん、「される側」も何度もない貴重なものです。
自分がやりたい理想のプロポーズばかり考えてしまいがちですが、される側の気持ちも考えてみましょう。
たとえば、プロポーズする側がフラッシュモブなど派手なプロポーズをしたいと思っていても、受ける方は静かに日常の延長線で想いを伝えてほしがっているかもしれません。
独りよがりのプロポーズにならないように、どのように伝えればお相手が喜ぶのか考えることが大切です。
プロポーズするまで関係を育んできたなら、きっと相手の気持ちがわかりますよ。
ポイント3. 適当にしない
気恥しさなどから、投げやりなプロポーズをしてしまうこともあります。
しかし、プロポーズはお互いの思い出に残る大切なもの。
適当にせず、セリフやシチュエーションをしっかりと考え抜きましょう。
もし上手くいかなくても、プロポーズのために頑張ったというプロセスが素晴らしいのです。
予定と違った、言葉を噛んでしまったなど、後々笑い話としてできたら素敵じゃありませんか?
もしも適当なプロポーズをしてしまったら、結婚後もプロポーズのことを楽しく振り返ることができないかもしれません。
「適当にやってもOKしてくれるだろう」という考えはやめて、思い出になるようなプロポーズをしてみてください。
何度も頭の中でシミュレーションするくらいが、ちょうどいいのかもしれませんよ。
あとは気持ちを伝えるだけ
プロポーズのポイントがわかったら、あとは自分の気持ちを余すことなくお相手に伝えるだけです。
そのための言葉は多種多様ですが、普段と違う言葉遣いでもそれはそれで「今日のために用意してくれたんだ」と頑張りが伝わるかもしれませんね。
いつも通りの言葉でも、あなたらしさが出ていれば安心を与えられるはず。
人に意見を参考にするのももちろん良いことですが、2人だけの幸せなプロポーズをぜひ考えてみてください。
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